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歯が無いことの悪影響とは?
2024.03.06更新
歯が無いことの悪影響とは?
何らかの原因で抜けてしまった歯をそのまま放置してはいませんか? 歯が無い状態は、実は皆さんが想像している以上に大きな悪影響を及ぼします。
奥歯が無くなると確実に「噛めなく」なります。
特に前から6・7番目の奥歯(大臼歯)を1本失っただけで、すりつぶす力が30%も落ちると言われています。
にっこり笑ったときに歯が抜けていたら、印象としてプラスに働くことはまずありません。
さらに、前歯が無くなると息漏れしたり発音が不明瞭になったりするため、会話にも問題が出ます。
抜けた所だけではない悪影響
歯は隣同士の歯が倒れないようにお互い支え合っています。歯が無くなってしまったまま放置すると、隣の歯が傾斜したり、まわったりしてしまいます。
無くなった歯の反対側の歯は、噛み合う相手を失ってしまうことで、時間と共に歯が浮いてきてしまい、伸びたようになります。
抜けたまま放置すると、歯と歯の間が広くなります。すると、食べかすがつまりやすくなり、むし歯を引き起こします。
しかも、それは歯と歯に隠れ気づきにくいため、大きくなって痛むまで発見しにくいむし歯です。
隙間につまった食べかすは、むし歯だけでなく歯周病も引き起こします。出血から始まり、やがて歯を支える骨を溶かしはじめ、最後には歯が抜けてしまいます。
さらに歯周病は、心臓病、脳卒中、糖尿病といった全身疾患にも影響があります。
抜けた歯を放置することは、そこが「噛めない」「見た目が悪くなる」だけでなく、お口全体にも影響を及ぼし、最終的には全身へも行き渡って寿命までも短くします。
健康長寿のためにも、もし抜けたまま放置している歯があったら、ぜひ今すぐご相談ください。