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入れ歯
こんにちは、西田歯科医院です。
入れ歯は形が複雑で汚れを落としにくく、適切な手入れをしないと繁殖した細菌がトラブルを引き起こします。
入れ歯はあくまで人工物なので、適切なケアを行わないといろいろな不具合が生じてきます。そのひとつが汚れです。入れ歯は、基本的に毎日洗わなければなりません。
入れ歯は湿度が常に100%の口腔内に装着し、細菌や真菌などが繁殖しやすい環境で機能しています。
しっかりお手入れをして、いつでも清潔にしておきましょう!
【汚れた入れ歯が引き起こすトラブル】
- 歯周病・むし歯になりやすくなる
- 歯茎が炎症し、痛くて噛めなくなる
- 口臭の原因になる
- 誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)を引き起こす
- お口に白いカビ(カンジダ菌)が生える
入れ歯の汚れを放置していると、そこに生えたカビがお口の粘膜にまでうつってしまうことがあります。
それが「口腔カンジダ症」などの病気です。
口腔カンジダは、口の中にだれもが持っているカンジダというカビの菌が異常に増えることによりおこる病気のことです。
カンジダが口の中に付いているだけの初めの段階では、口のケアをしっかり行っていれば口腔カンジダ症を予防できます。
入れ歯の手入れ
①お口から外して手入れしよう
入れ歯は毎食後、お口から外して水洗いをしましょう。必ず1日1回はブラシでしっかり磨き使用するブラシは普通の歯ブラシではなく、毛の硬さや形状が入れ歯用に作られている専用ブラシがおすすめです。
②夜は洗浄液につけておく
入れ歯をしたまま寝てしまうと、高温多湿のお口の中では一晩で何億という細菌が繁殖してしまいます。就寝時は必ず外して「入れ歯洗浄液」に浸けておきましょう。ひび割れなど破損の原因となりますのでくれぐれも乾燥させないでください。
こんにちは、西田歯科医院です。
ご高齢者のお口の中のトラブルの一つでもある、義歯性口内炎ご存知でしょうか?
入れ歯も歯と歯ぐきもご自身のお口と同様に、専用のブラシで丁寧にブラッシングして、お口の中を清潔に保つことが重要です。
義歯性口内炎は義歯によって口の粘膜が継続的に圧迫されたりこすれたりすると、発赤や炎症、潰瘍などができ、口内炎の原因となります。
義歯の裏側の歯肉と接する部分に歯垢(デンチャープラークと言います)がつき、そこにはカンジダ菌が多数含まれており、発赤や出血の原因となります。
主な症状はお口の中のあらゆる所に白くて柔らかいコケのような膜ができたり腫れや痛み、出血、味覚の変化などで、傷口にしみたり、味覚が変わったりすることもあります。
義歯性口内炎を予防するためには、お口の中と入れ歯の両方を清潔にしておくことが大切です。
入れ歯と粘膜の間は非常に汚れが溜まりやすく、水分を含んでいるので細菌も繁殖しやすくまります。
そうなるとカンジダ菌にとって住みやすい環境となっています。
また、カンジダ菌は常在菌であり通常であれば病原性が低いので悪さをすることは少ないですが、免疫力や体力の落ちた人は口内炎、食道炎、心内膜症などを起こすことがあります。
ご高齢の方は特に免疫力が低下した時などに口内炎を引き起こす事が多いかと思います。
高齢者は口内炎だけはなく、お口の中の清掃が正しくできていない場合は、肺炎(誤嚥性肺炎)の原因にもなりますので、日頃から口の中と入れ歯の清潔に気をつけていきましょう!
「義歯が合わない」などの不具合をしっかり調節するとともに、義歯と歯肉の両方をしっかりブラッシングして、口の中を常に清潔に保つことが重要です。
https://www.houmonshika.org/oralcare/c46/
日本訪問歯科協会のホームページに、義歯性口内炎が掲載されています。
こんにちは、鴻池新田の西田歯科医院です。
歯を失ってそのままの方はいらっしゃいませんか?
歯をたとえ1本でも失うと様々な症状があらわれます。
そもそも、噛むチカラは最大60kgともいわれています。
歯を全部そろってこの大きな力を支えています。
そのため1本でも抜けたままにしておくと全体のバランスが崩れて、様々な影響が表れます。
歯を失う事で起こるトラブルは?
歯を失うと、隙間ができ埋めるように歯は動きます。
頭痛・肩こり
かみ合わせが悪くなることで全身の不調にもつながります。
片噛み癖・むし歯・歯周病
清掃不良やかみ合わせ癖で、他の歯まで悪くなってしまうことともあります。
栄養バランス 胃腸に負担
食べにくいものが増えたり消化不良を引き起こす事もあります。
老け顔・シワ
歯がないと歯茎が痩せて顔つきも変わります。
歯を失った場合は必ず歯科を受診する事をお勧めします。
こんにちは、鴻池新田 西田歯科医院です。
金属床の入れ歯について更新します★
入れ歯には主に、金属とプラスチックがあります。
金属の入れ歯 プラスチック床との3つの違い
違い1
違和感が少ない
プラスチック床の入れ歯は、強度を保つため、 厚く製作する必要があります。
これが大きな違和感の原因となることがあります。
金属床なら薄くて丈夫な入れ歯が作れるので、 違和感も最小限にすることが可能です。
違い2
しっかり噛める!
金属床は、たわみや変形も少ないので、 しっかりと安定した噛み心地になります。
違い3
熱が伝わる
上あごを覆う入れ歯の場合、プラスチック床では温かいものや冷たいものを食べても熱を感じにくくなります。
たとえば、温かいお茶を飲んでも、上あごはその温かさをあまり感じることができません。
その点、金属床は熱の伝導にも優れているので、食べ物の温かさや冷たさをしっかり感じることができます。
いかがでしょうか?
ご家族で入れ歯にお困りの方がいたり、ご自身に合った入れ歯がどんなものか、不明なことがありましたらご相談ください。