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妊娠中の歯のお話
こんにちは、鴻池新田 西田歯科医院です。
前回の妊婦さんの歯科検診の続きます☆
是非、前回の記事からお読みくださいね☆
https://nishida-shika.com/wblog/?p=252
4)1 歳6 か月、2 歳:(乳臼歯の萌出期についての事前指導)
◦ 幼児食を通じて食べ方が発達する時期にあたり、噛まずに丸飲みしたり、食物を噛もうとせず口の中に溜めている等が見られるときには、与える食物の硬さ、大きさ、粘性などの食物形態を臼歯の萌出程度に合わせて工夫するよう指導します。
◦ 前歯で噛み切らずに口に吸い込んだり、押し込んだりする食べ方は、窒息の原因になるため、特に危険が伴う食べ方として注意するよう指導します。
(5)3 歳:(乳歯列完成期の咀嚼についての事前指導)
◦ 乳歯列が完成する3 歳以降になると、口に入れる食物の硬さや大きさ、粘性に応じて、生え揃った乳歯でよく噛んで唾液と混和して、充分に味わえる食べ方ができるよう指導します。
(6)4 歳、5 歳:(五感が満たされる食べ方についての事前指導)
◦ 就学までの幼児期後半は、通常の食物なら大人と同じ形態のものが食べられるようになりますが、大人より噛む力が弱いため、同じ食物を食べるには噛む回数を多くする、一口量を少なくする、などの食べ方の工夫をするよう指導します。
◦ 早食い、丸飲み、食べ過ぎを防ぐ噛む食べ方の習慣化の必要性と、よく噛むことで少量でも満足感が得られる五感を意識した食べ方を指導します。
◦ 食具を使って、自立した食べ方の機能を学んだり、集団の場で他の人と協調して食べることを通じて、よく噛んで食べる食べ方のマナーを身につけ、食事の持つ広がりと楽しさ、食物のおいしさを経験できる食環境をつくれるよう指導します。
歯・口腔の事故や外傷予防わが国では、不慮の事故が子どもの死亡原因の上位となっています。子どもは発達とともに活動的になっていきますが、乳幼児は転びやすく、その結果、歯・口腔に外傷を負うことが多くあります。発達過程でどんな事故が起こりやすいのかを知っておくことは、歯・口腔の外傷を予防する上で大切です。
◦ 目を離した瞬間の誤嚥時の事故も頻発します。手にしたものをすぐに口に持っていくこともあります。
タバコや薬、先の尖ったものなどを出したままにしないようにしましょう。
◦ 子どもは口にものを咥えて歩くことがあります。転倒によって歯・口腔の外傷や、重大な事故を起こすことがあるので要注意です。
とココマデです☆
それではまた更新します☆
こんにちは、鴻池新田の西田歯科医院です。
11月に入り、朝晩冷え込みが増し風邪をひかれる方も増えているのではないでしょうか?
手洗い、うがい、歯磨きでの口腔ケアをしっかりして、ウイルス対策しましょう(^^)
さて、今日は母子手帳のお話です。
平成24年4月からの母子健康手帳の様式の改正に伴い、母子健康手帳活用ガイドが作製されました。
そちらの一部をご紹介したいと思います(^^)
平成24 年4 月から新しい母子健康手帳が使用され、母子健康手帳の改正にあたっては、省令記載部分と任意記載部分のそれぞれに歯科保健に関する記載が盛り込まれています。
歯科医院に向けたガイドですが、とても良い内容なので記載致します♪
☆妊産婦歯科健診
「妊娠中と産後の歯の状態に「むし歯や歯周病などの病気は妊娠中に悪くなりやすいものです。
歯周病は早産等の原因となることがあるので注意し、歯科医師に相談しましょう。」
地域の方に話す機会などを利用して、「妊娠したら歯科健診を受けましょう」、「出産後も歯科健診を受けましょう」とアピールしてください。
妊産婦の方が来院された時には、母子健康手帳を見せていただき、口の中の状態を記録しましょう。
爽やかな口と歯で、健やかな出産を迎えられるよう指導することがポイントです。
という文言が記載されました。
指導のポイント
(1)お腹の中では、もう赤ちゃんの歯ができ始めています。
最初に生える下顎乳前歯は胎生7 週で、第一大臼歯は胎生4 ヶ月で、できはじめます。
(2)妊娠中には歯周病やむし歯が進むことがあります。
女性ホルモンの分泌が増加することや、つわりで歯磨きが十分行えないことによるものです。
(3)重度の歯周病は、胎児の成長に大きな影響を及ぼすことがあります。
早産や低体重児出産を引き起こすリスクが高まるという報告があります。
(4)口の中をきれいにしましょう。
未治療のむし歯があると、口の中のむし歯原因菌の数が多くなります。お母さんの口の中がきれいだと、生まれてきた赤ちゃんにむし歯原因菌がうつりにくくなります。
(1)妊娠中:(出産後の半年間の口腔の役割についての事前指導)
◦ 授乳期に指しゃぶり、おもちゃしゃぶりなどの口を使った遊びは、原始反射の消失と口の随意
運動の発達の基礎であることを指導します。
(2)6か月:(離乳期についての事前指導)
◦ 離乳食の食材の硬さ、大きさ、粘性などを感じて、それに応じて食べ方を変える学習経験を積みながら、食べる機能が獲得されるよう指導します。
◦ 乳歯がまだ生えていない時期から、舌・口蓋・歯槽堤で少しずつ噛みつぶす動きを練習してもらい、調理と与え方についても指導します。
(3)1 歳:(前歯を使った手づかみ食べについての事前指導)
◦ 上下乳前歯が生えたら、一口量の調節と食材の物性の認知を学習するために、手づかみ食べで前歯を使って噛み取る経験を指導します。
◦ 乳臼歯がまだ生えていない時期から歯槽堤で噛む動きを練習し、第一乳臼歯が上下噛み合ったら臼歯で噛む硬さの食材を指導します。
とここまでです☆少し長くなりますので、次回に続きます♪
妊婦さんの歯科検診は大切な赤ちゃんの出産にとても大切です。
是非、受診下さいね♪
こんにちは、西田歯科医院です(^^)
当院は妊婦さんの歯科検診を積極的に行っております。
そこで、今期は妊婦さんの歯のトラブルあるあるの記事を更新します♪
現在妊娠4カ月ですが、最近歯ぐきからの出血が気になります。
一般的に妊娠中でも歯科治療は行えますが、妊娠初期には応急的な処置が中心となります。
それ以上の処置が必要な場合には安定期(4カ 月~8カ月ごろ)に産科と相談のうえ行うことになりますが、
ご質問の症状は妊娠性歯肉炎の可能性が高いので、いつでも治療できると考えられます。
妊娠中に歯肉から出血しやすくなる妊娠性歯肉炎の頻度は高く、その発現は妊婦35%以上にのぼると報告されています。
妊娠性歯肉炎は卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲストロン)という女性ホルモンの上昇と関連していると考えられています。
プロゲストロンの上昇は歯肉に炎症を起こりやすくし、同時に歯肉の血管に作用して出血しやすくします。
また女性ホルモンは歯と歯肉との間の溝(歯肉溝と呼びます)の中にいるある種の細菌の栄養源となり、細菌の増殖をもたらすとされています。
また妊娠の初期にはつわりで気分が悪くなり、歯磨きがおろそかになり、歯肉炎の原因であるデンタルプラーク(歯垢)の蓄積をまねきやすいことも関係しています。
これらのことから妊娠中は歯肉に炎症が起こりやすく、結果として出血しやすくなるのです。「妊娠性歯肉炎の治療は通常は麻酔などを必要とせず、
状態に応じた歯磨き法を用いること、歯の周りの歯石等を除去すること、専門家による歯面清掃などにより改善することができます。
また内服薬も必要とせず、うがい薬を使う程度ですので、妊娠中のどの時期でも安全に治療することができます。
鴻池新田 西田歯科医院
こんにちは、西田歯科医院です(^^)
週末に連続で台風の影響がありそうですね・・。
くれぐれもお気を付け下さい。
さて、当院では、妊婦さんの歯の無料検診を行っているのですが、先日来られた妊婦さんからこんな質問がありました。
『妊娠中に食べるもので、赤ちゃんの歯に影響する事とかありますか?』
可愛いわが子に会える日を楽しみにしてらっしゃる妊婦さんからの質問でした。
確かにお腹の赤ちゃんの歯を丈夫にするには、妊娠中にどのようなものを 食べれば良いのか?気になりますよね(^^)
今回の記事はこちらの内容で更新致します♪
赤ちゃんに歯が生え始めるのは出生後、6~9カ月のころ(個人差があります)です。
妊娠6週目で早くも歯の基礎になる組織が胎児に認められるようになります。なので、お母さんのお腹の中にいる間に赤ちゃんの歯のは大部分が完成している事になります。
歯のための栄養素としては一般的にカルシウムが重要視されていますが、これは歯の石灰化(歯の表面や内部に硬い組織が形成されること) にカルシウムやリンが豊富に必要だからです。
カルシウムはひじき、チーズ、小魚、牛乳などに、リンは牛肉、豚肉、卵、米などに多く含まれています。歯の形成、発育のためにはこれら無機質の他に、たんぱく質やビタミン類も必要です。
たんぱく質(魚、卵、牛乳、豆腐)は歯の 基礎になる構造に必要ですし、ビタミンA(レバー、豚肉、ほうれん 草)はエナメル質の土台となり、ビタミンC(かんきつ類、サツマイ モ、ほうれん草)は象牙質の形成に大切で、
ビタミンD(バター、卵 黄、牛乳)には石灰化を調節する働きがあります
。妊娠中に必要なカル シウムの摂取量はやはり普段より多く、1日あたり1グラムとされていますが、丈夫な歯のためにはカルシウムだけではなく、これらの栄養をバランスよく摂取することが大切なのです。
現在は、病院の母親教室などで、妊婦さんを対象とした栄養指導や歯科の健診、指導も行われています。
当院も妊婦さんの歯科検診を無料でおこなっています。チケットをご持参の上、ご予約をしてお越し下さい。