東大阪市、鴻池新田の歯科・審美歯科 西田歯科医院

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にしだ

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妊産婦さんの歯科検診 2019.11.09更新

こんにちは、鴻池新田の西田歯科医院です。

 

11月に入り、朝晩冷え込みが増し風邪をひかれる方も増えているのではないでしょうか?

 

手洗い、うがい、歯磨きでの口腔ケアをしっかりして、ウイルス対策しましょう(^^)

さて、今日は母子手帳のお話です。

 

平成244月からの母子健康手帳の様式の改正に伴い、母子健康手帳活用ガイドが作製されました。

 

そちらの一部をご紹介したいと思います(^^)

 

平成24 4 月から新しい母子健康手帳が使用され、母子健康手帳の改正にあたっては、省令記載部分と任意記載部分のそれぞれに歯科保健に関する記載が盛り込まれています。

歯科医院に向けたガイドですが、とても良い内容なので記載致します

☆妊産婦歯科健診

「妊娠中と産後の歯の状態に「むし歯や歯周病などの病気は妊娠中に悪くなりやすいものです。

歯周病は早産等の原因となることがあるので注意し、歯科医師に相談しましょう。」

 

地域の方に話す機会などを利用して、「妊娠したら歯科健診を受けましょう」、「出産後も歯科健診を受けましょう」とアピールしてください。

妊産婦の方が来院された時には、母子健康手帳を見せていただき、口の中の状態を記録しましょう。

爽やかな口と歯で、健やかな出産を迎えられるよう指導することがポイントです。

という文言が記載されました。

指導のポイント

1)お腹の中では、もう赤ちゃんの歯ができ始めています。

最初に生える下顎乳前歯は胎生7 週で、第一大臼歯は胎生4 ヶ月で、できはじめます。

2)妊娠中には歯周病やむし歯が進むことがあります。

女性ホルモンの分泌が増加することや、つわりで歯磨きが十分行えないことによるものです。

3)重度の歯周病は、胎児の成長に大きな影響を及ぼすことがあります。

早産や低体重児出産を引き起こすリスクが高まるという報告があります。

4)口の中をきれいにしましょう。

未治療のむし歯があると、口の中のむし歯原因菌の数が多くなります。お母さんの口の中がきれいだと、生まれてきた赤ちゃんにむし歯原因菌がうつりにくくなります。

 

1)妊娠中:(出産後の半年間の口腔の役割についての事前指導)

授乳期に指しゃぶり、おもちゃしゃぶりなどの口を使った遊びは、原始反射の消失と口の随意

運動の発達の基礎であることを指導します。

26か月:(離乳期についての事前指導)

離乳食の食材の硬さ、大きさ、粘性などを感じて、それに応じて食べ方を変える学習経験を積みながら、食べる機能が獲得されるよう指導します。

乳歯がまだ生えていない時期から、舌・口蓋・歯槽堤で少しずつ噛みつぶす動きを練習してもらい、調理と与え方についても指導します。

31 歳:(前歯を使った手づかみ食べについての事前指導)

上下乳前歯が生えたら、一口量の調節と食材の物性の認知を学習するために、手づかみ食べで前歯を使って噛み取る経験を指導します。

乳臼歯がまだ生えていない時期から歯槽堤で噛む動きを練習し、第一乳臼歯が上下噛み合ったら臼歯で噛む硬さの食材を指導します。

 

とここまでです☆少し長くなりますので、次回に続きます

妊婦さんの歯科検診は大切な赤ちゃんの出産にとても大切です。

是非、受診下さいね