東大阪市、鴻池新田の歯科・審美歯科 西田歯科医院

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にしだ

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フッ素とむし歯予防について 2018.09.03更新

おはようございます(^^)

西田歯科医院です

台風が近づいてきている影響なのか、秋の予感なのか、すこーし涼しくなりましたね。

このまま過ごしやすい日が続くと嬉しいですね(^^)

さて、今月の記事は、フッ素とむし歯予防について更新します。

フッ素入りの歯磨き剤が市販されていますが、むし歯の予防に有効なのでしょうか??

この様なご質問をいただきました。

フッ素が(むし歯の予防に有効なのは次のような理由からです。

①歯の表面にフッ素が作用すると、むし歯菌が作る酸に対して歯が溶けにくくなる。

②フッ素そのものに細菌が増えるのを抑える作用がある。

いったん、歯の表面が溶けても(脱灰)、フッ素が持続的にはたらくと、もとに戻る作用(再石灰化)がある。

とくに近年はこの再石灰化作用が重要視されています。

これらのことからフッ素を歯磨き剤に配合して、むし歯の予防に役立てる試みは0年以上の歴史があり、広範な研究によりその効果が確かめられています。

フッ素入り歯磨き剤の使用は、現在先進国でむし歯が減少している原因の一つと考えられています。

 「フッ素入り歯磨き剤の使用に際しては、できるだけ長い時間、歯の表面にフッ素をとどめて作用させることが有効です。

このためには、12 以上フッ素入りの歯磨き剤を使用し、ブラッシング後、うがいをしすぎた り、すぐに飲食しないように注意が必要です。

フッ素入り歯磨き剤の使用 は、学童期、若年者のむし歯の予防にも、高齢者の歯根部分のむし歯予防にも有効であると報告されています。

しかし、むし歯の発生は生活習慣とも関連が深く、フッ素だけに頼るのではなく、バランスの良い食習慣、生活習慣の中でフッ素を利用するように心がけることが大切です。