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【食生活と歯並び】
2025.06.24更新
みなさん硬いもの食べていますか?
子供さんのご飯やおやつの硬さを意識する親御さんも少なくはありませんが、毎日の食事の中でその事を考えて献立を立てるのは非常に難しいです・・。
歯並びやかみ合わせの異常は近年ではほとんどの人に見られます。受け口や出っ歯ではないけれど、少しガタガタした歯並びになっている人は多いです。
ガタガタの歯並び、いわゆる乱杭歯(らんぐいば)は専門的には「叢生(そうせい)」と言います。
叢生の歯並びだと見た目があまりよくないこと、歯磨きが難しいのでむし歯や歯周病になりやすいこと、食べ物が十分に咀嚼(そしゃく)されずに消化器官に送られ負担をかけることなどが知られてきました。
【食生活と歯並び】
柔らかい食べ物ばかりではでこぼこの歯並びに・・
それは食生活に関係していると考えられています。
噛むときの力が強ければ、頻度が多ければそれだけ骨に力が加わり強くなります。骨隆起と呼ばれる骨のふくらみが生じたりもします。弱い力しかかからなければどんどんやせ細っていきます。このように嚙む力が顎の骨の大きさに関係しています。
柔らかいものを食べる食生活によって顎の骨が小さくなった。そこに昔と変わらない大きい歯が生えてきたらどうでしょうか。当然、キレイには並べずにでこぼこになってしまいます。
食事の献立で、硬い食事ばかりを意識する必要はありませんが、お子さまのおやつや食事の際に1品だけ歯ごたえのあるものを取り入れてみたり、前歯で嚙み切ることを意識させるだけで、変化があります。
まずは1品から!
できる事から食育を意識してみましょう★