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痛くないむし歯《脱灰》
2024.09.25更新
痛くないむし歯《脱灰》
むし歯は、歯に歯垢が残ったままで酸がさらに作られて脱灰が進行し、エナメル質の内部はスカスカの状態になり、穴があいてしまう状態のことです。
むし歯の原因菌は、まず歯に付着して歯垢(プラーク)を作り、食べ物に含まれる糖質を使って酸を作ります。この酸が、エナメル質の内部から歯の成分であるカルシウムやリンを溶かし始めます。これを「脱灰(だっかい)」といいます。まだむし歯ではないので痛みなどはありません。食事をするたびにお口の中は酸性に傾き歯の表面を溶かす、これが脱灰です。
また、唾液が重要な役割を果たし、酸性に傾いたお口の中を中性に戻したり溶け始めていた歯の表面を修復することができることを、再石灰化と言います。
普段、お口の中ではこの≪脱灰≫と≪再石灰化≫を繰り返しています。そして再石灰化が
間に合わないとむし歯ができるということです。歯の成分が溶け出す脱灰が始まり歯に穴があく一歩手前の状態を【初期むし歯】と言います。この状態であれば、まだ修復することができます。再石灰化を促してむし歯にさせないことが非常に大切だと言うことです。